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見どころ

17世紀オランダの名画に出会う、
またとない機会―

《真珠の耳飾りの少女》は、オランダ・ハーグのマウリッツハイス美術館が誇る、世界屈指の名画です。今回の来日はマウリッツハイス美術館の改修工事による臨時休館に伴い実現することとなりました。同館のマルティネ・ゴッセリンク館長は、「当館にとって、この『少女』の旅は、日本の皆さまに彼女を送り届けられる、おそらくは最後となるであろう特別な機会です。」と話します。

本展では、ヨハネス・フェルメール《真珠の耳飾りの少女》《ディアナとニンフたち》を始めとするマウリッツハイス美術館所蔵12作品の展示を通して、17世紀オランダの名画に出会う、またとない機会を提供します。

フェルメールROOM

本展では、マウリッツハイス美術館が所蔵するフェルメール作品のうち、2点が出品されます。14年ぶりとなる《真珠の耳飾りの少女》と、フェルメール最初期の貴重な作品《ディアナとニンフたち》。フェルメールの初期と全盛期の作品を詳細に紹介します。

ヨハネス・フェルメール《真珠の耳飾りの少女》
ヨハネス・フェルメール 《真珠の耳飾りの少女》
1665年頃 油彩、カンヴァス 44.5×39.0 cm
マウリッツハイス美術館 © Mauritshuis, The Hague
ヨハネス・フェルメール《ディアナとニンフたち》
ヨハネス・フェルメール 《ディアナとニンフたち》
1653-1654年頃 油彩、カンヴァス 97.8×104.6 cm
マウリッツハイス美術館 © Mauritshuis, The Hague

17世紀オランダ絵画の 名品を巡る旅

フェルメールの作品2点に加え、10点が展示されます。
歴史画、肖像画(トローニーを含む)、風俗画、教会内景画、風景画、静物画の6つのテーマで構成され、来場者をマウリッツハイス美術館の世界にご案内します。

ヤン・ステーン《老いが歌えば若きが笛吹く》
ヤン・ステーン《老いが歌えば若きが笛吹く》
1663-1665年頃 油彩、カンヴァス 83.8×91.9cm
マウリッツハイス美術館 © Mauritshuis, The Hague
レンブラント・ファン・レイン《笑う男》
レンブラント・ファン・レイン《笑う男》
1629-1630年頃 油彩、金箔で覆った銅  15.3×12.2cm
マウリッツハイス美術館 © Mauritshuis, The Hague

大型スクリーンでフェルメールの名画の 大型スクリーンで フェルメールの名画の 「光」に包まれる映像体験

全長20mにもおよぶ映像で、フェルメールの光の世界を感じる、ここでしか味わえない特別な体験。映像では、フェルメールの生涯と描いたモチーフを全作品でたどります。世界中に点在するフェルメールの全作品が、実際の比率に基づいて集結するほか、通常では見ることができない拡大投影で《真珠の耳飾りの少女》の魅力に迫るなど、デジタルならではの迫力ある展示体験で、名画鑑賞への期待を高めます。

大型スクリーンによる映像体験のイメージ
※画像はイメージです。
大型スクリーンによる映像体験のイメージ
※画像はイメージです。

フェルメールについて

ヨハネス・フェルメール(1632-1675)

17世紀オランダを代表する画家の一人であり、静謐な日常生活の情景を精緻に描いた作品で知られる。制作に関しては一枚の絵に長い時間を費やしたため、完成させた作品は多くなく、現存する作品はわずか30数点しか知られていない。 画家になった当初は聖書や古典神話に基づく歴史画を描いていたが、24歳頃から室内風俗画へと転向した。マウリッツハイス美術館所蔵の《真珠の耳飾りの少女》は、フェルメール作品の中でも最も著名で世界的に広く愛される作品の一つである。

マウリッツハイス美術館について

オランダ・ハーグにあるマウリッツハイス美術館は、主に17世紀のオランダ・フランドル絵画の優れたコレクションで知られる。館の建物はオランダ古典様式建築の傑作と評され、1644年にヨハン・マウリッツ伯爵(1604-1679)の私邸として建設された。その後、1822年に王立美術館として開館した。美術館の基礎となるコレクションは、オラニエ公ウィレム5世の絵画収集品であり、彼の息子であるオランダ初代国王ウィレム1世によって美術館が創設された。所蔵作品には、フェルメールの《真珠の耳飾りの少女》、《ディアナとニンフたち》、《デルフトの眺望》の3作品のほか、レンブラントの《ニコラース・テュルプ博士の解剖学講義》をはじめ、ルーベンス、フランス・ハルス、ヤン・ステーンなど著名な画家の傑作が含まれている。

マウリッツハイス美術館の外観
マウリッツハイス外観写真 マウリッツハイス美術館© Mauritshuis, The Hague